2026年4月5日。
ミスチルのアリーナツアー「Saturday in the park」、その2日目公演に参加してきました。
今回はそのざっくりとした感想を書いてきます。
(セトリのネタバレはしたくないので本当にざっくりです。『産声』収録曲のみに話を絞ります)
開始直後、『産声』のトップバッターである「キングスネークの憂鬱」のイントロとともに登場するミスチルメンバー。
「ああ桜井さぁん!!!ピンクの服着てるぅ!!!」
脳内の雌が叫んでいました。
ミスチルファンにとってピンクといえばカービィよりも桜井和寿。
前回のmiss youライブのときは黒のベストを羽織っていた気がするので、ついに桃色桜井和寿を生で見ることが叶いました。
さてこの「キングスネークの憂鬱」、キャッチーなコーラスのイントロから始まり、まさしく蛇行のようにトリッキーなリズムでつづられるA、Bメロ、そして尋常じゃない開放感のサビ部分で殴られる曲です。
当然それはライブ会場で本人の生歌唱を聞けばより洗練された体験となります。
まず目の前でピンク色のカリスマが腰をいやらしく振りながら外連味のあふれた歌詞をうたっているその状況がすでに「充分に肥大した 期待を膨らまし 自分の唾液で咳き込んでしまう」状況なのですが、サビに入った瞬間。
腰痛が治りました。
実はライブ当日、フルリモートの生活が祟り、まともに腰を曲げられないレベルの腰痛だったんですよ。
でも気づいたら俺の体、細かいスクワットを繰り返していました。そう、縦ノリです。
あの曲のサビ、「エーエーオー!!」という掛け声あるじゃないですか。それを客に歌わせてくるスタイルだったんですけど、もうそれ叫んだあとは腰痛のことはあんまり覚えてないや状態になりました。
普段テレワークなので、叫ぶことなんてないですから。
他、産声の曲のパフォーマンスでよかったのといえば、やっぱりSaturday。
3,4曲目くらいだった思うんですけど、この曲がライブのオープニングみたいな感じでした。
ザ・スルメ曲って感じですよね、最初に聞いた時の印象とライブ当日ではゾウとライオンくらい違いがあって、ラスサビの「セーブンデーイズ♪」のところで絶頂しそうになりました。
全部の公演でそうなのかはわかりませんが、この曲のラスサビで引くほど派手な演出が入り、驚愕し、狂喜し、引きました。
「Again」のイントロ流れたときの盛り上がり方はやっぱすごかったですね。
日曜劇場の大ヒットに貢献した、令和のミスチルの新しい代表曲だと思います。
CDTVとかMステで披露していたイントロ時の謎ステップはやはりライブでもやってました。
そして「産声」。
めっちゃライブ映えする曲でした。
このライブ参加したあとに産声聞くと、どうしてもサビ部分を熱唱したくなります。
非常に一体感のあるパフォーマンスで、メンバーの一人として大切にしてもらっているような気分でした。幸せでした。
(客に歌わせるスタイルになったので)ラスサビを熱唱していた最中、桜井和寿と目が合いました。絶対合いました。「あ、この子歌詞覚えてる」て絶対思ってましたあのピンク色。
アルバムラストの曲、「家族」は準レギュラーともいえるSUNNYや山本拓夫を省いたミスチルメンバー4人のみのパフォーマンスでした。
アンコール後だったので桜井さんは着替えてピンクじゃなくなっており、そして照明の当たり方によってメンバー4人の色が見事に白黒のみでした。
その渋い配色の中、ややハードボイルドな毛色もある「家族」という曲を粛々と演奏する4人の姿は、34周年を迎えるベテランバンドの実績に相違ない貫禄でした。
ライブ全体を通して思ったことは、ミスチルは桜井和寿だけじゃない、という当たり前のことです。
ライブ中、たびたび桜井さんは田原さん、中川さんに身を寄せていたし、常にフルスロットルでドラムを叩くJENさんに背中を押されているような感じでした。JENさんは本当、下手したら桜井さんよりカロリー使ってんじゃないか、てくらいの力強さでした。
初耳学だかEightJamだったか忘れましたが、桜井さんはインタビューで「メンバーが好きだから続けられる」とおっしゃってました。
「家族」という曲をあえて4人体制で歌っているその現場を見て、まさしくバンドを超えた絆、家族のような関係性なのではないかと思いました。
産声のほかの選曲、あえて語りませんが、10年前の俺がむさぼるように聴いていた曲が何曲も歌われており、しかも洒落すぎるアレンジがかかったものもあり(本当CD音源化してほしいくらい)、今年入って初めて泣きました。
10年前の俺を連れてきてやりたいな、と感慨深い思いでした。
音楽は、ある種のタイムマシンでもあるのです。


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